大切なご家族である犬ちゃん、猫ちゃんの健康維持のためには、定期的な健康診断がとても重要です。動物は不調を言葉で伝えられないため、飼い主さんが気づいた時には病気が進行していることがほとんどです。そのため、病気の早期発見・早期治療には、健康診断が欠かせません。特に、6歳までは年に1回、7歳以上のシニア期では半年に1回の健康診断をおすすめします。
健康診断では、様々な検査を通じて、病気の兆候や体の状態を把握できます。さらには、健康時のデータを毎年更新することで今後の病気の発見がより早期にできます。
- 血液検査
- 貧血や炎症の有無。
- 肝臓、腎臓、血糖値など、内臓の機能や状態。
- 脱水や栄養状態もわかります。
- フィラリアなどの感染症の発見にも役立ちます。
- レントゲン検査
- 骨折や腫瘍、結石の有無などを確認。
- 心臓や肺、腹部の臓器の大きさや形、位置の異常。
- 胸水や腹水の有無もわかります。
- 超音波検査
- 内臓の形や大きさ、動き、血流をリアルタイムで確認。
- 心臓の構造、機能、弁の状態。
- 腫瘍の有無、臓器の形状変化、結石の有無。
- 痛みや負担が少なく、麻酔も不要なため、幅広い動物に適用できます。
- 尿検査
- 膀胱炎や腎臓病、糖尿病、尿路結石、膀胱腫瘍など様々な病気の早期発見に繋がります。
- 尿中の成分やpH値、赤血球や白血球の有無などを確認します。
- 自宅で採尿できるため、ペットへの負担が少ない検査です。採尿時は清潔に保ち、新鮮な尿を持参しましょう。
- 検便
- 消化器系の機能や腸内細菌のバランス、寄生虫の有無などを調べます。
- 便の色や硬さ、臭い、血液や粘膜の混入も確認します。
- 子犬や子猫を迎える際や、下痢などの症状がある場合に重要です。
- 血圧測定
- 高血圧は腎臓病や心臓病、甲状腺機能亢進症など、他の病気と関連していることがあります。
- 特に高齢の犬や猫、持病がある場合は、定期的な血圧測定が病気の早期発見に繋がります。
- 動物専用の血圧計で、足や尾にカフを巻いて測定します。
- 心電図検査
- 心臓の電気活動を記録し、心拍のリズムや不整脈などの異常を早期に発見します。
- 特に心臓に問題を抱える犬や高齢の犬には定期的な検査が推奨されます。